2026年8月スパムアップデートで急落した方へ——復旧への道筋

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Googleのスパムアップデートが自分のサイトに刺さったかもしれない。

この記事は、そう感じているあなたに向けて書いています。

2026年8月18日から21日にかけて実施された「August 2026 Spam Update」。影響を受けたサイトの中には、数日間でトラフィックが激減したケースも報告されています。

本記事では、なぜ急落したのか、これから何をすべきかを、最新の公式情報と海外SEO業界のレポートに基づいて整理します。

この記事は、2026年8月のスパムアップデートで検索順位が急落したサイト運営者が、次に取るべき具体的なアクションを理解できるように書かれています。焦らず、一つずつ確認しながら復旧への道を歩んでいきましょう。

この記事の内容

1. まず確認すべきこと(パニックになる前に)

1-1. 本当にこのアップデートが原因か

Googleはアップデートを発表前にロールアウトすることはありません。8月13日頃に観測された順位変動は、今回のスパムアップデートとは無関係です。

アップデートの影響を正しく見るには、ベースラインとして8月17日以前の期間を参照し、比較対象として8月21日以降のデータを使うことを推奨します。

1-2. 『手動による対策』レポートを確認する

スパムアップデートによる影響はアルゴリズムによる自動判定であり、Search Consoleの『手動による対策』レポートには表示されません。

とはいえ、まずはSearch Consoleの『手動による対策』セクションを開き、手動ペナルティが課されていないかを確認しましょう。『手動による対策』とアルゴリズム更新では対処法がまったく異なります。

1-3. ページ単位で落ちているか、サイト全体か

スパムアップデートの影響は特定のURL群に集中することが多いです。

特定のカテゴリやページだけが落ちた場合は、そのページ群に問題がある可能性が高いです。サイト全体が一律に落ちた場合は、トラッキングエラー、季節要因、技術的な問題を先に疑うべきです。

2. 今回のアップデートの基本情報

項目内容
名称Google August 2026 Spam Update
開始2026年8月18日 9:27 AM(太平洋時間)
完了2026年8月21日 1:49 AM(太平洋時間)
所要期間2日16時間
対象全世界・全言語
2026年通算3回目(3月、6月に続く)

Googleはこのアップデートについて、新しいスパムポリシーを発表しておらず、ブログ記事も投稿していません。LinkedInでは「これは通常のスパムアップデートです」と説明しています。

3. 今回のアップデートがターゲットにしたもの——そしてしなかったもの

3-1. ターゲットとしたもの

Googleの既存スパムポリシーに違反する以下の行為が、より厳しく検出されるようになりました

ターゲット具体例
大量生成コンテンツAIなどで自動生成した質の低い記事を大量に公開
薄いコンテンツ(Thin Content)ほとんど価値のない、短いページ
ドアウェイページユーザーを別のページに誘導するだけのページ
expiredドメインの悪用古いドメインを買って順位を稼ぐ行為
スクレイピングコンテンツ他サイトからコピーしただけの内容
キーワードの詰め込み不自然にキーワードを繰り返す

3-2. ターゲットとしなかったもの

Googleは今回のアップデートについて、以下のポリシーはターゲットではないと明確にしています。

今回はターゲットにならなかったポリシー
  • リンクスパム
  • サイト評判の不正利用(site reputation abuse)
  • その他いくつかの特定スパムポリシー

これらのポリシー自体が無効化されたわけではなく、他のスパム検出システムで引き続き監視されています。

3-3. 最も重要なポイント

AIを使ったかどうかではなく、「何のために作られたか」が問われています。Googleは「ユーザー支援ではなく検索順位操作を主目的とした大量ページ生成」をスパムと定義しています。

4. 復旧への具体的ステップ

修正を行っても、Googleの自動システムがサイトの改善を認識するまでには数ヶ月(many months)かかるとされています。即効性を期待せず、中長期的な視点で取り組みましょう。

4-1. コンテンツ監査(最重要)

すべてのページを洗い出し、以下の観点で評価します

コンテンツ監査の実践ステップ
  • Search Consoleの「ページ」レポートで、インプレッションが減少したURLを抽出
  • 該当URLの文字数・更新日・内部リンク数を一覧化
  • 重複コンテンツをチェック(Copyscapeなどのツールを活用)
  • ユーザーインテントに応えた内容か、各ページの「検索クエリ」と「ページ内容」を照合
改善策
  • 価値のないページは削除または統合する
  • 残すページは独自の視点や実体験を追加して差別化する
  • E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を高める

4-2. 技術的な問題をチェック(優先順位順)

優先度チェック項目
順位を落としたURLが正しく200(正常)を返しているか
noindexが誤って設定されていないか
リダイレクトチェーンやメタリフレッシュで意図しない転送が起きていないか
Googleが取得するHTMLとユーザーが見る内容が一致しているか(クローキングの疑い)
サイトマップに既に削除したURLが残っていないか

4-3. データを記録し、推移を見守る

Search Consoleで8月21日以降のデータを切り出し、週単位の平均で推移を追いましょう。1日単位の変動に過剰反応しないことが重要です。復旧を確認する前に「復活しました」系の記事を書くのは避けてください。

5. やってはいけないこと

やってはいけないこと理由
アップデート中の慌てた修正ロールアウト完了前に手を加えても正しい判断ができない
サイト全体を一気に書き換える問題の特定ができていないままの大改修は逆効果
AIコンテンツを「全部削除」するAI生成でも価値のあるコンテンツは残すべき
「復旧サービス」にすぐ飛びつくまずは自分で原因を特定するのが先決
順位が戻らないとすぐ別の施策に移る復旧には数ヶ月かかるのが普通

6. AI生成コンテンツに関する業界観測(参考情報)

X上のユーザー観測によると、以下のような傾向が指摘されています

  • Claude Codeなどで自動投稿しているサイトが全体的にフィルタリングされ、順位を落としている可能性
  • 初期は手動で投稿し、後から自動化に切り替えたサイトは、ある程度生き残っているケースがある
  • 最初から完全自動化で作られたサイトはGoogleからの「信頼シグナル」がゼロであり、初期に手動運用していたサイトはドメイン信頼がバッファとして機能している可能性

SEO専門家のseiichi_satoweb氏は以下のように指摘しています

「8月18日から21日のランキングをチェックすべき。記事の質ではなく、『大量生産の手法』をまず疑うべきだ。Googleは『ユーザーを支援するためではなく、検索順位操作を主目的とした大量ページ生成』を悪用と定義している。生成AIで作られたかどうかではなく、何のために作られたかが問われている」

ただし、これらはあくまで限られたサンプルサイズに基づく業界観測であり、Googleが公式に認めたものではありません。

7. よくある質問(FAQ)

まったくスパム行為をしていないのに落ちました。なぜですか?

スパムアップデートは既存ポリシーの適用強化です。「スパムのつもりがなかった」行為が、結果的にポリシーに抵触していた可能性があります。Googleのスパムポリシーを再確認してください。

また、コアアップデートとは異なり、スパムアップデートは特定の違反行為をターゲットにします。該当するページが見つかれば、それが原因である可能性が高いです。

修正したのにすぐ順位が戻りません。なぜですか?

Googleの公式見解では、自動システムがサイトの改善を認識するまでに数ヶ月(many months)かかるとされています。これは正常なプロセスです。諦めずに質の高いコンテンツ制作を継続しましょう。

Googleはスパムアップデートに対して定期的なリフレッシュ(periodic refreshes)を実施するとしています。復旧はそのタイミングで起こることが多いと言われています。

特定のページだけが落ちました。どうすれば?

該当ページ群に問題の原因が集中している可能性が高いです。該当ページを個別に監査し、薄いコンテンツや重複コンテンツがないか確認してください。

リンクスパムが原因ですか?

いいえ。今回のアップデートはリンクスパムを主なターゲットとしたものではありません。ただし、他のスパムポリシー違反と組み合わさっている場合は影響を受ける可能性があります。

まとめ:復旧へのロードマップ

【今すぐ】

  • Search Consoleで「人工処置」を確認(手動ペナルティの有無)
  • 8月21日以降のデータで、どのページが落ちたか特定
  • 落ちたページ群を徹底監査(薄い・コピー・自動生成はないか)

【1〜2週間で】

  • 問題ページの削除・統合・改善
  • 技術的問題(noindex・リダイレクト等)を優先順位付きで修正

【数ヶ月】

  • 質の高いコンテンツを継続的に制作
  • Googleの定期的リフレッシュを待つ

最後に:今回のアップデートは「サイトを殺すため」のものではなく、「ユーザーにより良い検索結果を届けるため」のものです。ユーザーファーストのサイト運営に立ち返ることが、最終的には最も確実な復旧への道です。

参考リンク(外部リンク一覧)

本記事の作成にあたり参照した公式リソース・報道は以下のとおりです。

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この記事を書いた人

アナル男爵のアバター アナル男爵 アナル男爵

アダルトサイト運営・アフィリエイト歴 20年のベテラン。
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