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スクレイピングでアダルトサイト制作!完全自動化への道のり
スクレイピングで自動更新されるアダルトサイトは簡単に作ることができます。
FANZAやDugaといったAPIを提供しているアダルト動画サイトや、アダルト動画サイトからのスクレイピングから情報を収集すれば記事の内容や、画像、動画なども自由に使うことができます。

しかし、スクレーピングをWordpress上で行わない場合は、スクレイピングと記事の更新が工程として別になるので、完全自動更新は出来ません。
完全自動更新を行うには、Wordpress環境でスクレイピングできるようにしないと大変です。
では、PHPでスクレイピングすればいいよね、という話になります。
PHPでスクレイピングするのは検索すると沢山例がありますので、難しくありませんし、その結果からWordpressに投稿するというのもWordpressの関数を使うと簡単にできます。
しかし、Wordpress上で手動で起動している時に動いた処理がPHPのコマンドラインだと動かなかったりする罠があります。
PHPファイルをコマンドライン実行できるとは限らない
wp-load.phpは万能ではない
WordPress関数を外部PHPファイルから使えるようにするにはwp-load.php
を読み込めばよいというのが有名です。
しかし、wp-load.phpを読み込んでも、複雑なことをしていると同じようには動きません。
wp cliのeval-fileコマンドは万能ではない
wp cliを使ってeval-fileコマンドで処理することも考えられますが、eval-fileコマンドはテーマ関係を読み込まないので、これもWordpressサイト上と同じ条件にはならないので、PHPスクリプトが動かないことが多いです。
このように、PHPのコマンドライン実行はトラブルが多いです。
PHPファイルがコマンドライン実行できないとなると、ブラウザ経由でPHPファイルを手動実行する手間から逃れることができません。
それは避けたいので、ブラウザ経由でPHPファイルを実行しているのと同じ状況をコマンドラインで実現する方法を探す必要があります。
コマンドラインからブラウザ経由でPHPファイルを読み込む
コマンドラインでページを読み込むときに使えるのが、cURLです。
cURLで読み込んだページは、PHPレベルではWordpressが完全に起動しますので、ブラウザでWordpressサイトで実行できていたPHPスクリプトはそのまま実行できます。
cURL https://hoge.com
PHPファイルにオプションや引数を渡したい場合はGETやPOSTで受け渡せますからcURLの引数としてGETやPOSTのパラメータを渡せば、PHPファイルの動きを変えることもできます。
cURL -X POST https://hoge.com -d "para=aaa"
cURLを使うとタイムアウトなども避けられるので、ブラウザ上でPHPを手動実行する場合と比べてスクリプトの実行が安定するのもメリットです。
cronで定期的にスクレイピング⇒投稿処理
PHPでスクレイピング⇒Wordpress投稿までの処理を書いたファイルを用意できれば、そのファイルをcURLで読み込むというのをcronで定期的に起動すれば、完全自動でサイトが更新できます。
cronについては、wp cliも使えます。
スクレイピング先のサイトが毎日更新されるのであれば、一日一回 cURLでPHPファイルを読み込むようにcronで実行すればよいですね。
wp cronはページ読み込みのたびに起動されるため、アクセス数が多いサイトの場合はサイトが重くなる欠点があるので、wp cronは停止した方がよいです。
サーバーで定期実行をサポートしているのであれば、cronを使う方が良いと思います。
まとめ
今回の方法を使うと、データ収集から投稿までを完全自動化できます。
アダルトサイトは更新が命です。
ページ数が多いサイトはSEOの評価も上がりますし、ロングテールでのアクセスも増えます。
個人サイトだと更新で他のサイトには勝てないのが現実ですから、手間をかけずにアクティブなサイトを作るには自動更新するしかないと思います。
自動更新できれば、アダルトサイトで収益化するのはとても簡単です。