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サーチコンソール新機能 動画のインデックスとは?アダルト SEO対策に重要です

Googleサーチコンソールで、動画のインデックス登録が確認できるようになりました。
アダルトサイトの場合、動画を埋め込むことが多いと思います。
以前から、ページのインデックス登録は確認はできましたが、今回、動画のインデックス登録が追加になりました。
動画埋め込みがSEO的に有利なのかどうか、今までわかりにくかったのですが、この機能の追加でGoogleが動画を重要視しているのがより明確になったと思います。
Googleに動画がインデックスされるメリットは?
Googleに動画がインデックスされることで、Google検索でサイトの露出を増やすメリットがあります。
動画は、ウェブ上に作成され利用されるコンテンツのフォーマットとして普及を続けており、Google は、何百万ものさまざまなサイトから動画をインデックス登録してユーザーに配信しています。動画は、メインの検索結果ページ、動画検索結果、Google 画像検索、Discover など、さまざまな場所に表示されます。
https://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/video?hl=ja
Googleサーチコンソールの動画のインデックスはどうやって登録する?
従来、Google検索で動画を認識してもらうために、埋め込み動画に構造化データをつける必要がありました。
しかし、動画の構造化データを正しいフォーマットで付加しても、インデックスされるのは動画全体の一部だけでした。
今回追加された、動画のインデックスは、動画の構造化データと違い、動画がある記事は自動的にインデックス対象になるようで、構造化データと比べてインデックスされる数も多いです。
ページのインデックスの場合は、サイトマップを送信するなどの作業をしますが、動画のインデックスの場合は専用のサイトマップ無しで、自動的に抽出してくれます。
公式サイトの記事を見る限り、今回の変更で、Googleは動画をインデックスする際に動画の構造化データだけでなく、他の要素も参照して動画を検出するようになったため、それに合わせて今回のサーチコンソールの動画インデックス機能がリリースされたようです。
Googleサーチコンソールの動画のインデックス登録の使用目的は?
Googleサーチコンソールの動画のインデックスはどのように使うのでしょうか?
公式サイトによれば、『Googleサーチコンソールの動画のインデックス』で以下が把握できます。
- Google が動画を検出したページ数はどれだけか?
- 正常にインデックス登録された動画はどれか?
- 動画のインデックス登録を妨げている問題は何か?
Googleサーチコンソールの動画のインデックス登録はSEO対策になるか?
今回のサーチコンソールの機能追加は、動画を埋め込んでいる記事が大量にあるサイトにとって、とても大きな機能追加だと思います。
どの動画がインデックスされて、どの動画がインデックスされないのか、ユーザー側で把握できるためです。
実は、Google検索経由でサイトの動画や画像にどれぐらいアクセスがあるかは、サーチコンソールの検索パフォーマンスで確認ができます。
通常はページの検索パフォーマンスが表示されますが、ページの部分を画像や動画に切り替えることで、動画や画像のパフォーマンスに切り替わります。


サーチコンソールの検索パフォーマンスを動画や画像に切り替えるとわかりますが、動画や画像経由のアクセスは無視できないほど大きいものです。

今までは、動画のインデックス状況は構造化データのインデックスで確認するしかなく、インデックス数も頭打ちになる傾向があったので、あまり重視してきませんでした。
今回の変更によって、アダルトサイトの場合は埋め込み動画が多ければ多いほどGoogle検索経由でアクセスが見込めますので、Googleサーチコンソールの動画のインデックス指標は重要な指標となると思います。