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シン・レンタルサーバーのリソース保証はなぜアダルトだけ条件が違うのか?
エックスサーバーでアダルトサイトを運用したいと思っている人は多いでしょう。
実は、エックスサーバーでアダルトサイトを運用することは可能です。
実際にはエックスサーバーではないのですが、エックスサーバー系列で使い心地と信頼性はエックスサーバーそのままのホスティングサービスがあります。
シン・レンタルサーバーです。
シン・レンタルサーバーはアダルトサイトを運用可能なエックスサーバー
シン・レンタルサーバーは、mixhostやカラフルボックスといったCloudlinuxを使ったcPanelのコントロールパネルを持つ共有サーバーではありません。
あくまでも、エックスサーバーの自社開発のコントロールパネルですので、mixhostやカラフルボックスとはベースが違います。
シン・レンタルサーバーは共有サーバーですから、アダルトサイトを運用している利用者がいると、他のユーザーにリソースをとられてしまう可能性があります。
mixhostやカラフルボックスがアダルト専用サーバーを用意した背景には、アダルトサイトがリソースを多く使うため他の収容ユーザーとリソースの取り合いになることを避けるためです。
遅かれ早かれ、シン・レンタルサーバーもアダルト専用プランが登場する可能性があります。
「エックスサーバー」というより「WpX」
シン・レンタルサーバーは、エックスサーバーというよりWpXをベースにしたホスティングサービスです。
シン・レンタルサーバーの管理画面はWpXと同じ見た目になっています。
シン・レンタルサーバーは「エックスサーバー」と何が違う?
「シン・レンタルサーバー」は革新性、「エックスサーバー」は安定性に重点を置いたサービスです。
「シン・レンタルサーバー」では、新機能の迅速な実装を目指す一方、「エックスサーバー」では、新機能の採用は膨大な検証データを元に慎重に導入が検討されます。
また、「シン・レンタルサーバー」は「エックスサーバー」と異なり、1ユーザー当たりのCPU/メモリリソースの割り当てが厳格に設定されています。
エックスサーバーはリソース保証していたと思うのですが、実際には違うようで、シンレンタルサーバーの方がリソースが厳格に管理されているとのこと。
シン・レンタルサーバーはリソース保証プランも安い
シン・レンタルサーバーにはリソース保証というプランがあります。

ConoHa WINGにもリソース保証というプランがあり、シン・レンタルサーバーのサイトではConoHa WINGと料金比較し、シン・レンタルサーバーの料金の安さをアピールしています。
シン・レンタルサーバーのリソース保証プランの罠
リソース保証プランなら、他のユーザーの影響を受けないため、アダルトサイトを運用する場合も安心だと思いますよね。
しかし、罠があります。
アダルトサイトを運用する場合は、リソース保証プランのスペックが半分になると書かれているのです。
これはどういうことでしょうか?
先ほど、リソース保証プランの比較で、ConoHa WINGよりもシシン・レンタルサーバーは料金が安いという話がありました。
アダルトであろうが、ノンアダルトであろうが、リソース保証されているのであれば関係ないはずですが、実際は違う条件になっているということは、完全なリソース保証ではないということです。
アダルトサイトを運用する場合のリソース保証のスペックが本来のサーバーのスペックであり、通常ユーザー向けに謳っているリソース保証値は2倍の値を提示している可能性が高いです。
ConoHa WINGのリソース保証プランが真面目にスペックを掲載しているとすれば、利用料金が高くなるのは当たり前ですよね。
まとめ
シン・レンタルサーバーはアダルトサイトを運用可能なエックスサーバーです。
しかし、アダルトサイトを運用可能なホスティングサービスが今までどのような道をたどってきたのか見て見ると、シン・レンタルサーバーもいずれはアダルトと一般を分けることになると思います。
シン・レンタルサーバーは低コストにするため、スペックで謳っているリソースを現実には保証していない(厳格に管理するといっているだけ)ので、実際に使えるリソースはスペックよりもかなり限定されると思います。
また、一般ユーザーとアダルトサイトが同居させられる可能性が高いサーバーなので、特にアダルトサイト運営者は厳しいリソース監視が付くのではないかと思います。
その証拠に、アダルトサイトはリソース保証プランになるとリソースが半分になってしまう制限があり、アダルトサイトを警戒しているのがわかります。
また、アダルトサイトの場合、リソース保証プランが安いわけではありません。
転送量が多かったり、アクセスが異常に多いアダルトサイトではない場合は、他のホスティングサービスの方がコストパフォーマンスが良いと思います。
