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【2023年版】アダルトサイトにおススメのWordPressテーマは?

ほとんどの人がアダルトサイトを始める目的はアフィリエイト収入を得るためだと思います。
私もそうです。
アフィリエイトサイトを制作するのに、おススメなのはWordpressを使ったサイトです。
WordPressでサイト運営するのに必要な3種の神器は以下の3つです。
- サーバー
- ドメイン
- テーマ(この記事です)
アダルトサイト運営におススメのサーバーについては以前以下の記事にまとめています。
アダルトサイト運営におススメのサーバー

この記事では、アダルトサイトを始めるときにおススメのWordpressテーマをご紹介します。
この記事は、以下のような疑問に答えています。
- アダルトサイトで本当に使えるWordpressテーマは?
- 有料のWordpressテーマは必要?
- ブロックエディタって本当に必要なの?
- 使ってはいけないWordpressテーマは?
WordPressの有料テーマって必要なの?
結論から申し上げますと、利用者のスキルに依存します。
スキルが高い人ほど余計な機能は不要になり、カスタマイズ性を重視しますので無料テーマを利用しているケースが多いです。
サイト運営の初心者の場合は、有料テーマの方が良いです。
サイト立ち上げ当初は、サイトのカスタマイズに時間をかけるよりも、サイト運営に必要な記事を書く時間に割り当てる方が効率が良いからです。
アダルトサイトとは言え、ほとんどの人はブログ形式でサイトを構築すると思いますので、ブログに特化したテーマを選択すると思います。
とりあえずアダルトサイトを始めてみたいという人は無料テーマで高機能なものを選ぶ方が良いです。
無料テーマでサイトをしている人のほとんどはCocoonを使います。
有料テーマの料金と複数サイト運用
有料テーマを購入する場合に注意したいのは、『テーマの利用料金』と『複数サイトで利用できるか』です。
最近ではサブスクリプション型式のライセンスとなっているテーマも増えてきています。例えばLightning Proはサブスクリプション型式のライセンスになっていますので、1年目以降もアップデートする場合は課金が必要になります。
有料テーマの価格は1万円以上するのが相場です。
複数サイトで利用したい場合は、複数サイトで利用可能なライセンスとなっているテーマを選ぶ必要があります。STORK19以外は本人所有のサイトであれば複数サイトで利用できるのでその点はあまり心配ないかと思います。
有料テーマの価格
テーマ名 | 価格 (税込) | 複数利用 (本人所有) | 第三者利用 (製作代行) |
---|---|---|---|
SANGO | 11,000円 | 〇 | × |
STORK19 | 11,000円 | × | × |
SWELL | 17,600円 | 〇 | 〇 |
DIVER | 17,980円 | 〇 | × |
AFFINGER6 | 14,800円 | 〇 | × |
JIN | 14,800円 | 〇 | 〇 |
THE THOR | 16,280円 | 〇 | × |
無料テーマのおススメは?
Cocoon:無料で有料レベルの機能を持つテーマ

Cocoonは、わいひら氏(@MrYhira)が作成している無料テーマです。
最新のWordpressへの対応も随時行われており、ブロックエディタにも対応した、非常に安定感のあるテーマです。
Cocoonはスキンが用意されているのでスキンを切り替えることでデザインも洗練されたテーマとして使えます。利用者が多いので有志の方がデザインスキンを多数制作されています。
しかし、Cocoonユーザーのサイトを見ていると、デザインへのこだわりがあまりない人が多いように思います。
また、Cocoonを使っている人は他人のサイトを見た時に『Cocoon使っているな』というのが分かってしまいますので、使い続けているとCocoon臭さがイヤになってくるかもしれません。
初心者でどのテーマにしたらわからない時は、Cocoonを選んでおけば最初のテーマとしては間違いないです。
LION MEDIA / LION BLOG:Classicエディタでよければおススメ
The Thorを制作しているFITがリリースしている無料テーマです。
無料テーマなので、ブロックエディタ対応はほぼされていません。
Classicエディタと組み合わせて使えば無料テーマとしては素晴らしいレベルのテーマだと思います。風俗サイトなどで使用しているのをよく見かけます。
Arkhe:カスタマイズに自信がある方へ
SWELLの作者のRyo氏が作成しているWordpress公式に登録されているテーマ『Arkhe』です。
Arkheテーマの中身を覗くと、SWELLとほぼ同じ機能がありそうです。しかし、カスタマイザーや設定などからいじれるようになっていません。Arkheを使うにはある程度の知識とカスタマイズが必要になります。
Arkheの有料プラグインを使わなくても、無料で使えるテーマですので、自分なりにカスタマイズしてみるのもいいかもしれません。
TCDテーマの無料版がおススメ

国内で圧倒的な人気を誇るテーマがあります。
それはTCDテーマです。
用途に特化したテーマを次々にリリースするだけじゃなく、デモサイトを見てもこれが売ってるテーマなの?というほどデザインも洗練されております。
そんな、TCDテーマですが、実は無料版もあります。
まずは無料版から始めてみるとTCDテーマの癖や使いこなし方もわかると思います。
TCDの無料テーマ:Rebirth

TCDがつくったWordPressテーマを無料でプレゼント。
有料で販売する予定だったWordPressテーマ「Rebirth」。
今風にリデザインし、機能を一新したものを今回完全無料でご利用頂けるようにしました。
無料でテーマをダウンロード
TCDの無料テーマ:BlogPress

今もなお進化し続けるTCDテーマオプションの源流をぜひ触って体験してみてください。
無料でテーマをダウンロード
WordPressテーマ「BlogPress」無料ダウンロード
SEOに強いWordpressテーマはあるのか?

結論から申し上げますが、今どきのWordresテーマは、他のテーマと比べてSEOに強いテーマというのはありません。
SEOに強いと言われた賢威というテーマが一時期人気がありましたが、今では使ってる人はほぼいません。
SEOで重要なのはコンテンツです。
SEOに強いテーマが存在しない理由は?
検索順位を決めるのはテーマではありません。
今どきのテーマは、どのテーマでも内部SEO対策はされており、その結果としてどのテーマもSEOに強いと言えます。しかし、全てのテーマがSEO対策されているいので、テーマのSEO対策で検索順位が変わることはありません。
SEOに弱いテーマというのはありますが、SEOに強いテーマと言うのは無いと思います。
All in One SEO等のプラグインを入れても全く効果は無いと思います。むしろプラグインの影響でサイトが遅くなるだけでSEO対策としては逆効果だと思います。SEO系のプラグインを入れるのであれば軽量なものをお勧めします。
おススメのSEOプラグインは?
All in One SEOやYoast SEOなどのプラグインは高機能ですが、無料版では機能制限が強くほとんど使える機能がありません。また、プラグイン自体のサイズが大きいため、プラグイン導入後にサイトが重くなる・遅くなるデメリットもあります。
昔のように軽量で多機能なSEOプラグインは無いのか?
そのようなお悩みを解決できるプラグインが実はあります。
それは、SEO SIMPLE PACKです。
SEO SIMPLE PACKはSWELLの作者が制作したプラグインです。
ブロックエディタ対応のテーマが話題だけど?
CocoonやSWELL、SnowMonkeyなどブロックエディタ対応を謳っているテーマは多いです。
ブロックエディタは本当に必要ですか?
記事の書きやすさから言えばClassic editorプラグインの方が優れています。その証拠に、メディア系のサイトでライターがいるサイトでは、Classic editorを使ってるところが殆どです。
ブロックエディタを使うとClassic editorより動きがモッサリします。せっかちな人はそれだけでも使いたくないと思うはずです。
ブロックエディタはブログ記事を書くためのものではありません。固定ページやランディングページなどサイトを作るための便利な仕組みなので、記事作成に不要な機能が多すぎますし、必要な機能も足りていません。現時点ではブロックエディタ未成熟なので、文字メインのブログでは使いにくさの方が目立ちます。
ブログ記事を書きまくりたい人は、Classic editorのサポートが手薄なSWELLやSnow Mokeyを選ぶよりも、Classic editorを使っているユーザーが多いテーマを選ぶ方が幸せだと思います。
Classic editorのサポートが終わってしまうのでは?
いいえ、Classic editorのサポートはWordpressがある限り継続されることが決まっています。安心して使い続けることができます。
Classic Editor は公式な WordPress プラグインであり、少なくとも2022年まで、または必要なくなるまでの間、完全にサポート・保守されます。
https://ja.wordpress.org/plugins/classic-editor/
ブロックエディタの最大の欠点はテーマ変更に弱いこと
CocoonやSWELLなどのテーマ組み込み型の専用ブロックがあるテーマは便利ではありますが、利用者にとって致命的な問題があります。
テーマを切り替えると専用ブロックのCSSが外れてデザインが崩れることです。
そうなると別のテーマを切り替えるときに専用ブロックをすべて置き換える必要があり、とても面倒です。テーマ利用者を他のテーマに移転させないための囲い込みのために行っているとしか考えられません。
海外ではこのような愚行は行われておらず、テーマと専用ブロックのプラグインに分かれています。
WordPressの有料テーマのおススメは?
当たり前ですが、無料テーマより有料テーマの方が機能が多いです。
テーマが多機能で高速なものが一番優れています。
有料テーマで多機能で低速なものは一番たちが悪いので手を出すべきではありません。
これから、お金を払って買うのであればSANGOがおススメだと思います。
SANGO
コテコテですが、SANGOは記事を書く楽しさがあります。
記事を書くのが楽しみというのは、思い通りに記事を装飾できるかどうか、装飾とテーマがあっているかだと思います。楽しくないと記事を書き続けることができないのでサイトも継続できません。
ショートコードが多く用意されているのもおススメな理由です。
ブロックエディタ中心のテーマ(SWELLやSnowMonkey)はサイトが重くなりますし、テーマ変更が大変なので避けた方が良いです。
まとめ
カスタマイズを前提とするのであれば、必要最低限の機能のテーマを選ぶ方がサイトの表示が遅くならないです。
あまり多機能なゴリゴリしたテーマは結局はプラグインを大量に入れているのと同じになりますので、サイトの速度は遅くなり、コアウェブバイタルなどのPage Speed Insightのスコアが悪くなります。